">

バックナンバー

第6回 図書室の怠け者
 小学生のときは熱心に本を読む子どもではなかった。読書感想文の宿題では、表紙や装... (21.05.05)
第5回 不健全な肉体に宿る、健全な魂
 深夜の古本屋の死活問題は何よりもずばり、睡眠である。午後十一時に開店し、午前三... (21.05.04)
第4回 古本戦線、異常なし
 古本屋を始めてこの四月で五周年を迎えることができた。深夜営業という阿保な開店時... (21.05.01)
第3回 見えない手
 詩集は売れなくなった。とある古本屋の店主は言っていた。「詩はなぁ、昔に比べれば... (21.04.09)
第2回 匂い
 大学生時代、京都から新幹線で福山に帰省するたび、この町の匂いに僕は胸をしめつけ... (21.03.25)
第1回 脱走兵
「深夜の古本屋」。  これが僕の店を表す惹句だろう。世にも珍しい深夜にだけ開く古... (21.03.19)